アナベルを眺めながら思う…
梅雨の晴れ間、日差しは暑いけれど太陽の恵みは本当に有り難いです。
体調が少しずつ良くなってきて、笑顔でいられることがとても幸せです。
ストレスからくる膵臓の病気を患って、自分の行く末すらわからない日々。
ストレスがいけない病気なのに、その病気がストレスという抜け出せないループの中で、ひと筋の光が差し込んできました。
こんなどん底の体調の中、レッスンを続けさせていただきました。
不思議と、直前までぐったり動けなかった日でも、レッスン時間近くになると身体が回復してくれることが多く、生徒さんの温かい心と笑顔が、さらに元気をくれました。
体調がなかなか良くならないと、くじけてしまいます。
きつい体をだましだまし、そっと思いながら、でも、血糖値の影響で体が動かなくなって自律神経が乱れて気持ちが沈んでしまうと、母親失格だなと思いながらも、思うように動けない自分が悔しくて情けなくて、子供たちの前で泣くこともありました。
でも、絶対によくなる こんなままじゃ終われない その気持ちだけはずっと持っていました。
一日中辛い状態から、一日のうち半分だけ体調がよくなることがあって、良かったと思うと次の日はまた辛くなって、そんなことを繰り返すのが低血糖症。
どうして病気になってしまったんだろう…
前向きに明るく笑っていよう、そう思った次の瞬間からこんな思いが溢れてしまいます。
でも、いつまでもこんな気持ちではいたくなかった。
家族に迷惑をかけて、心配をかけたまま過ごしたくなかった。
どうして病気になってしまったんだろう…
数か月、自分のカラダと向き合い、今までを振り返って、その答えが少しだけ分かったように思います。
もっと自分を大切にしようと思います。
まだまだ体調が崩れる時もあるかもしれません。
でも、毎日笑顔でいられるよう、みんなが穏やかでいられるよう、自分にできることをゆっくりと、大切に過ごしてゆきたいと思います。