北海道へⅢ 旅の目的はノールビンドニング
日が経ってしまいましたが北海道旅行のお話です。
2日目の朝は早くにホテルを出て札幌駅へ。
地下鉄とバスを乗り継ぎ、クラーク博士のいる羊ケ丘展望台へ行ってきました。
私は一度行っているのでここも娘の希望、というか、今回の旅の行きたいところ全部娘の計画です(笑)
羊ちゃん、少なくなった?
前はもっと多かったような気がするんだけどな…
しっかりジンギスカンも食べて来ましたよ~。
羊を見た後のジンギスカン、娘は初めての味とこの微妙な感覚に「もういいや」って。
あんまり好きな味ではなかったみたいです(笑)
北海道へ来てアイスばかり食べている娘。
絶対食べたいと行っていた六花亭のマルセイアイスサンドを求めて札幌本店へ行って来ました。
バターサンドよりさっぱりしていて美味しかったですよ〜♪
ここからが旅の本題です(笑)
札幌行きの私のいちばんの目的は、「はじめてのノールビンドニング」の著者のお一人、北村先生のノールビンドニングのワークショップに参加することでした。
持病の食事面でなかなか思うように出かけられないので、旅行なんてもう無理だろうなと諦めていた私が札幌まで行ってどうしても習いたかったノールビンドニング。
単身でサッと札幌日帰りくらいでもいい日程だったけれど、それが怖くて出来ず、母と娘を道連れに(笑)。
母の故郷の札幌という事もあり、娘が行きたがっていた事もあり、何といってもスケジュールもばっちり、そしてノールビンドニングを学びたい!という気持ちが勇気に変わりました。
多分、ただの観光旅行だったら行けなかった、というか、行かなかったと思います。
私の中の何かが背中を押し、行かせてくれた北海道でした。
ワークショップ会場は札幌市内にある北欧雑貨のお店 presseさん。 思った通りのとっても素敵な雰囲気のお店でした。
道に迷ってしまって時間ぎりぎりになってしまい緊張でしたが、レッスンがスタートすると、先生の親しみある語り口調にほっこり。
少しは予習をして行ったつもりだったのですが、違っていたところがあったので修正。
本には載っていないこともたくさんお聞きすることができるのがワークショップの醍醐味ですね。
編み目は親指の太さで人それぞれ。
ゲージもなければこの辺に「テキトーに」とおっしゃる先生。
慣れるまではこのテキトーすら出来ないのですが、編み物とは違うゆるい感じと北欧伝統の手仕事に魅了されてしまいました。
もちろん出来上がればそれは温かく、温もりのあるニットになるはずですが、あっという間の3時間で出来たのは画像(上)のこれだけ(笑)
今回はブロディエンステッチという編み方を教えていただいたのですが、編み地が分厚くなるので先生曰く「本州の人にはあついかも」(笑)
ということで、少し薄めに仕上がるマメンステッチも教えていただきました。
下の紫のは先生が親指部分用に準備してくだっていたものです。
同席の方はほとんどが女性でしたが、私の隣に男性がお一人で参加されていました。
この方、なんとご自身で作ったという素晴らしい針で編んでらっしゃるではないですか。
欲しいな・・・ムズムズ・・・作ってもらえないかな・・・
と密かに思っていたところ、これが実現することに。
フライト時間があるのでバタバタと帰り支度をしていると、先生が針についてのきっかけを作ってくださり、図々しくも名刺を渡してしまうという・・・。
そして旅の数日後にメールをいただき、この、カリンとローズウッドの手作りの素敵な針が私の元へ届いたのです。
もう感謝感激で舞い上がってしまいました(笑)
思い切って飛んだ北海道。
思い切って参加したワークショップ。
ノールビンドニングを直接ご指導いただいた事はもちろんですが、同席の方と交流できたこと、そしてたくさんのご縁をいただいたことが何よりも嬉しく、有意義な時間でした。
この伝統ある手仕事を広めたいとおっしゃっていた先生の言葉をかみしめつつ、もっともっと練習しよう!という新たな目標ができました。
まずは課題のミテーヌを仕上げましょう!(笑)
針を送ってくださった方がワークショップのことをブログに書いておられたので、了解を得てリンクさせていただきますね。
ノールビンドニングの心得やポイントがよく書かれていますのでぜひ♪
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